誰もが持っている「自己肯定欲求」を理解する!

網様体賦活系のカラーバス効果を活用して、仲良くなりたい対象をロックオンしたら、あとはその対象にいかにこちらに好意を持ってもらうかとなりますよね・・・これが大変!これが難しいんだ・・・!なんて思っていませんか?

心理学的に言うと、相手に好意を持ってもらう事は、そんなに難しい事ではありません。その心理作用を活用します。

基本的には、相手が望んでいる事、相手が叶えたいと思っている欲求を満たしてあげることができれば、もうほぼ仲良くなると言う目的は達成したも同然なのです。

具体的に言いますと、出会いを成功させるために必要な、コミュニケーションキーワードその2は、人間なら誰もが普通に持っているであろう「自己肯定欲求」です。仲良くなる第一歩は相手のこれを満たしてあげる必要があります。

逆に、これをしなくて人と人は仲良くなることはできません。「仕事」においても使えますので覚えておいてください。

人は、誰だった周りの人から「理解されたい」「認められたい」「良く思われたい」と思っているという事です。これを、心理学的に「自己肯定欲求」と言います。

戦国時代などのサムライは、殿様である主君に「余は、お主の事を友と思うぞ。」の一言で主君の為に命を懸けたほど、主君に「認められる」と言う事が「悦び」だった程で、よほど特殊な人でない限り、人から否定されたいとか、悪く思われたいと思っている人はいないのではないでしょう。

サムライでなくてもほとんどの人が、自分を肯定し認めてくれる相手には良い印象は持ちますし、こちらも相手に肯定的に接しようと思うのではないでしょうか。したがって、いかに第一印象で肯定的な印象を与えることができるか、いかに会話の中で肯定的に思っていると言う印象を、相手に与えるかが重要なポイントになって来ます。

私たちのクライアントにも、初めてのお見合いにのぞむ方や、何度お見合いを重ねても上手く行かない方にアドバイスすることは、お見合いの場では、沢山のアドバイスポイントがありますが、一番大事なのがこの「相手の自己肯定欲求を満たしてあげてください」と言うことです。

お見合いの場は特に「以心伝心」考えている事や思ったことは、言葉に出さなくても、表情・目線・しぐさ・などに出て、相手に伝わります。

間違ってもこちらが、心の中で「この人は私を幸福にしてくれる人かな・・・?あらっ肩にフケが!あらっボタンが取れてる!!この人は私を幸福にしてくれないかも・・・」と猜疑心の塊のようになって、ジロジロ観察していたりすれば、相手も心の中で「あれ、この人 は私の悪い所を探そうとしてるな・・だったらこちらもこの人の悪い所を探そうかな・・・」と言ったような、お見合いの場を“あら探しの場”にしてしまってはいけません。

初対面に望む前には、できるだけ心の中で「私はあなたの良い所を探して、肯定的に理解しようとする準備ができています・・」と3回つぶやいてみてください。

言葉に出さなくても目の前にいる相手は「あれ、この人私のいいところを見付けようとしてくれているな・・ヨシ私もこの人のいいところを探そう・・・」と、そうなると、お見合いの場が“良いところ探しの場”になり自然と盛り上りますます。

もし、あなたがそれを実行しても、相手が気付かずにあら探しをしていたとしたら、そんな相手はご縁が無い人だと思った方がいいと思います。

まとめます、自信のない人と言うのは、自分自身の自己肯定感が低い人の事を言い、仕事や恋愛の他にも、すべてにおいて上手くいく気がしないと言う思考になってしまい、そのように思考し行動するので、結果的に上手くいかないと言う状態を生み出す事になっています。

健全な恋愛・結婚に欠かせないのは、健全な自己肯定感とも言えるのです。

自分を健全に肯定できる人(セルフイメージの高い人)は、相手の自己肯定欲求も理解し満たそうとする事が出来ます。仕事も恋愛も人間関係はそこがスタート地点となりますので、そもそもスタート地点で横を向いていたり、後ろを向いてることの無いようにしなければいけません。

自分の自己肯定感を高めて、相手の自己肯定欲求を満たしてあげましょう!