相手の心も開かせる!「自開力」を磨く!!
お互いに好意を持った男女が、交際へと進むためや、交際が始まって新密度を深めていくために必要なプロセスとは、結論から申し上げますと、「相手に心を開いてもらって打ち解け合いたければ、まず 自分から心を開いて接しなさい・・・」ということです。
単純接触頻度のところでもお伝えしましたが、
人は、知らない人には攻撃的または防御的になる。
人は、知れば知るほど親しみが湧き。
人は、相手の人間的側面を知った時好意を持つ。
これは、「この人 とっ突きにくいなー」とか「からみにくそうー」と思っていた人がいて、その人が、「私実は自転車に乗れないんです・・・」とか「実は泳げないんです・・」なんて、自分の欠点さらけ出されたとたんに、親近感や好感が湧いた事ってなかったでしょうか。
リッチモンド大学のロバート・ジャッカロン博士は、自分の弱みをバラした方が、バラさないよりも26%好感が高まると発表しているし、日光の東照宮やギリシャのパルテノン神殿にも、完璧を避けるためにあえて一本だけ柱を逆さまに建築して完璧を避けているそうです。
これは、人は完全無欠を嫌い、欠点に人間味を感じ親しみを覚える事を物語っているのです。従って、完璧ないい男いい女を無理して目指しても逆効果だし、所詮無理なのであるからして、早々に自虐的にならない程度の「おちゃめな欠点」をさらけ出した方が、良く見せよう 良く見せようと無理して付き合っているより、関係を深めるのには効果的だと言う事です。
それでは、恋愛や結婚において何をどのように心を開いてさらけ出したら良いのかと具体的に言いますと、
開示コンテンツ
- 人生のエピソード
- 自分の感情
- 自分の価値感
例えば、「私の今までの人生の中で、一番悲しかったのは、大好きだったおばあちゃん(もしくは他の人やペット)が亡くなった時で、もっとこうしたら良かった、もっとああしてあげたかった・・・との思いでとても辛くて、だから街でお年寄りを見かけるとこうしてるとか、こう思う・・・と言った感じで、心を開いて語ると、当り障りのない会話だけしている時より、相手は人間性に触れた感覚を持ちやすくなる。 ここで気を付けなければならない事は、自分の事ばかりしゃべり過ぎても、自己中心的な印象を与えてしまうし、しゃべらなさ過ぎても、秘密主義的な印象を与えてしまうので、ほど良いバランスで、自分の人間的側面を語り、心地良い共感できる関係を築くバランス感覚が必要です。