出会いを邪魔する一番の原因とは

出会いを創る最前線で、男女のお見合いの間にいて、出会いを交際につなげられる人と、交際につなげられない人の違いの多くのパターンを見てきますと、男性も女性も共通している点があります、これは交際においても言えるんですが、上手くいかない人の共通点は「自己採点の低い人」です。

 これは、「セルフイメージ」や「自尊心」とも言われますが、これが高過ぎると「傲慢」になってしまい、もちろん 低過ぎても「卑屈」になってしまい良くないのはご存知と思いますが、恋愛・お見合いの現場では、非常に多いのです。

 お見合いや交際で意外と多いのが、男性も女性も、自己採点が低いと「どうせ私なんて・・・」と思ってしまって「好きになっても相手に好きになってもらえないだろう」と及び腰になってしまうのです。

出会いの場面で及び腰になると、相手はその態度を見て引いてるように感じて「嫌われた・・・」とか「拒絶された・・・」と感じてしまいます、例えそれが、謙虚さから出た態度であってもです・・もし「良い人だなー」と思っていても、相手が「どうせ・・・私なんかムリだろうな~」と思っていたら、お断りの返事が来てしまいます。

 初対面や、出会って間もない時に、謙虚さもほどほどにしないと、上手くいくはずのお見合いも壊してしまってるケースがよくあります。

男女両者の間に入って私達が、双方の返事を聞くのですが、「私は良い人だなーと思ったんですが、向こうはそうでもなかったみたいです・・・だから今回はダメだと思います・・・お断りしといてください。」と言うお返事が、男性も女性も大変多いのです、そう言った場合にお相手の返事を聞いてみると「すごく良い人で、とても私なんかダメだと思って・・・」みたいな感じのお返事が多いのです。

日本人の美徳としての良いところが、恋愛においてはかなりの邪魔をしている典型的なパターンで、お互い良いと思っているのに壊れるパターンです。

 これはまさしく、交際に入ってからも同様の事が言えます、お互いに「いいなー」と思っていたのに、意思の疎通であるコミュニケーションが取れていなかったと言う事に他なりません。

 今回のこのパターンは「私は良い人だなーと思ったんですが・・・」と付け加えてお伝え頂いたので良かったですが、相手が自分の事を良く思ってなかったみたいだから、断られる前にこっちから断っておこう・・・フラれる前にフッておこうって「お断りしておいてください・・」の返事だけだと私達も言われた通りお断りしてしまうかもしれません。 本当はお互い本心は「いいなー」と思っていたのにご縁が無かった・・・って事にならないように、私達はなるべく、「今後の参考までにお聞きしますが、お断りの理由は何ですか?」と伺いますので、出来るだけ詳しくお答え頂けたら「緊張していて思うように話せなかったのですが、是非またお逢いしたいですと言っています・・・」とリカバリーが出来て、成婚へスピードアップすると思います。