そもそも
私のようなものが何故
「縁結び」の仕事に携わった
のかと言いますと・・・
26年前の29歳の時に結婚を決めてから
親の結婚相談所で働いていた妻の
仕事終わりに食事の約束をしたので
いつものようにオフィスまで
迎えに行った時、その日は
たまたま私が早目に迎えに行ったのか、
妻のオフィスで時間を持て余していた私は、
壁一面の棚にズラーっと並んだ結婚相談所の
登録会員のファイルが気になっていました。
今だったらパソコンの中に管理されているのですが、
平成8年の当時はまだインターネットもあまり普及していなくて、
大量の会員ファイルが壁一面の棚に
ズラーっと並んでいました。
本来ならば会員しか閲覧できないものですが、
婚約者特権で見てもいいとの許可をもらい、
興味深々にどれどれって感じで、
ファイルを開いてみたら、
あらビックリ!「えぇーー!」って
驚きの連続でした!!
私が想像していた以上に、
女性も男性も素敵な人が沢山
登録されているではありませんか、
驚きを隠せない私は、
「な・な・なんでこの人たちは、ここに登録しているの?
だってこの人たちは普通に生活してたって
結婚相手に困らないでしょう・・・?」
と言うような方々が沢山いました。
そして、彼女の説明を聞いて、私はまた驚きました、
「職場が男性ばかりとか、女性ばかりだったり、
職場に異性がいても結婚していたり、
恋人がいたりしたら、対象にならないし、
今は 社内恋愛を禁止している企業も多いみたいで、
学生時代から時間が経つと、
行動範囲が家と会社の往復だけになってしまったり、
出会いが無い訳じゃないんだけど、
手近なところで少ない選択肢から妥協するんでなく、
より前向きに合理的に良い縁を、
多くの選択肢から引き寄せる手段として活用していて。
自分のアンテナだけで探しているより、
逆に無駄な時間と労力を節約するための
自己投資をしているという感じかな・・・。」 と聞いて
「なるほど!!」と、目からウロコが落ちる思いでした。
私を含めた多くの人達が持っているであろう「結婚相談所」
へのネガティブなイメージがガラリと変わった瞬間でした。
大多数の人はまだまだ、結婚相談所とは
「誰にも相手にされない人が、出会いに困って行く所・・・」
と言うイメージを持っていると思いますが、
実際は思った以上に、素敵な人が沢山いて、
よりよい人生を送るための自己投資
(趣味・習い事など自己啓発や自己実現の一環)
と言う概念は素晴らしい!
とカルチャーショックを受けました。
自分自身は結婚を決めてからこのシステムを知りましたが、
結婚を決める前だったら、
自分でも一度登録してみたかったなと思ったほど、
素敵な人が沢山登録していました。
結婚は決めていたので、
会員としては活動できませんでしたが、
結婚相談のビジネスモデルに魅力を感じた私は、
経営者である妻の親とも仕事の話をする機会が増えていきました、
それまでの私は、不動産事業や飲食店舗のプロデュースの
仕事をやっていたので、
結婚相談業の話を聞けば聞くほど、
自分がやってきた仕事と似ている事にも驚きました。
不動産の場合は、売りたい人と、買いたい人や、
貸したい人と、借りたい人をマッチングさせたりしていて、
結婚相手を探している男性と、結婚相手を探してる女性を
マッチングさせるのと似ていましたし、
飲食店舗のプロデュースの経験が、
お見合いパーティーや婚活イベントの企画運営にも、
かなり役立ったりして、結婚相談所の勝ち組経営者であり、
義理の親になる人とも話が盛り上るようになっていました。
そんな時、その妻の親から「もしよかったら、
うちの仕事をやってみない?」とのお話を頂き、
喜んで入社させて頂きました。
仕事をスタートさせてみたら、
これがまた 思った以上にいい仕事で、
仕事が上手く行ったら
「いやー、長谷川さんのおかげでいい人に出会えて、
今すごく幸福です!ホントに有難うございました・・!!」
なんて、感謝されて、成功報酬のお金まで頂けて、
なんて素晴らしい仕事なんだろうって心の底から思って、
これは頑張らなきゃ!と思って一所懸命やって来ました。
以来、多くの人の結婚に関するお手伝いをさせて頂く中で、
ふと思った事がありました。
私は期せずして、人の「恋愛や結婚」の相談を受け
アドバイスする立場になったのですが、
そう言えば、恋愛とか結婚に関して、
男と女が上手くやっていく方法ってものを、
学校でも家庭でも教わってないし、
教習所があるわけでなく、今の日本社会では
キチンと勉強する機会って無いなぁ・・・と。
自分の経験や体験、恋愛物の読書や映画、
友人知人からの情報でしか知識がないなって事に、
気が付きました。
これって、車の運転に例えたならば、
自己流の無免許運転の車が道路の上を
バンバン走っているのと同じ状態です、
正直言って、そんな道は怖くて歩けません。
ある意味事故が起こって当たり前の状態です。
私が自分の結婚と、結婚相談所のマリッジコンサルティング
の仕事をスタートさせた平成8年の頃は、
年々離婚数が増加していて、
晩婚化や生涯未婚率の悪化が
日本社会問題にもなっていました。
実際に、年間にしますと約1分に1組の割合で結婚カップ
ルが誕生して、約2分 40 秒に1組の割合で離婚カップルが
誕生していました。
これは車の運転に例えたならば 交通事故のようなもので、
この 20 年間で見ますと平均離婚数が年間約 25 万件で、
離婚は1人では出来ませんので、
毎年平均して約 50 万人の人が離婚を経験し、
この 20 年で合計約1千万人が
離婚を経験した事になります。
単純計算で、年間結婚数の3組中1組が離婚している
と言う数です。離婚に至っていないだけで、
別居や家庭内別居、家庭崩壊などの現実的に
「結婚で不幸になってる人」は、
恐ろしい数になっていると思われます。
この「結婚で不幸になる」を経験した人が、
これから結婚をしようと思っている人達に、
「結婚なんかするもんじゃないよ・・・」とか
「結婚は人生の墓場だ!」
「楽しいのは今のうちだよ・・・」
なんて言うネガティブな言葉を投げかけたり、
実際に身近に「結婚後に幸せでなさそうな人」を
散々見て来た結果、社会的な雰囲気として
結婚に消極的になっている気がしています。
なぜ、多くの人は、「この人と一生涯一緒にいよう!」
と決断して、神様に永遠の愛を誓ったはずなのに
破局してしまうのでしょうか・・・?
逆に結婚して何十年も仲良く、
おじいちゃんおばあちゃんになっても
幸福でい続けている夫婦もいます。
そこで私は、「結婚で幸福になる人と、
結婚で不幸になってしまう人の違いってなんなのだろう・・・?」
と、そんなことをずっと考えて仕事をして来ました。
私達の所に相談に来てくれる人達が
2分 40 秒に1組の結婚が破局する
仲間に入らないようにするためには
どうしたらいいのかを、
自分のつたない経験や
体験の知識からだけのアドバイスでなく、
アカデミックに勉強したいと思って、
平成8年から真剣に情報収集に
取り組んで参りました。
日本よりも先に離婚大国になった米国で、
恋愛や結婚に関して科学的・学術的に
研究が進んでいて、様々な研究者が
世界にはけっこういる事に驚きました。
大変重要な研究発表などもされていて、
「この情報を知っていれば
離婚しなくて済んだ人達が
沢山いたんじゃないだろうか・・・」
と言う情報が色々見つかりました。
巷には、恋愛や結婚といった
男女のコミュニケーションに関して
胡散臭い情報や信憑性に欠ける情報も
たくさん氾濫していますが、
脳科学や心理学・生物学や社会学の各分野から
学んだことを、欧米と日本の文化の違いを考慮して、
実際の結婚コンサルティングの現場や、
時には自分自身の実生活で検証して来ました。
私自身そのおかげで、今のところ戸籍に×が付いておりません!!
自慢ではありませんが、
もし 私がこの学びをしていなければ、
確実に戸籍に×の1つや2つは付いていただろうという
強い自信があります・・・
そんな自信はどうかと思いますが、
これだけは自信があるのでしょうがないです。
そう言った意味でも、
私が妻と出会いこの結婚相談所の
「マリッジコンサルティング」の仕事に携わって、
このような学びと検証をしてこれたからこそ、
こんな私が今のところ幸福な結婚を
継続していられるのだと、心から感謝しています。
ということで今回は長くなってしまったので
25年の、情報収集の成果を
「正直結婚コンサルタント」
として噓無しで次回から公開いたします!!
ではまた!!
★★次回以降のもくじ★★
運命の人の探し方の間違いとは!
運命の人との絆のつくり方?
結婚式とその後の離婚の関係とは?
結婚で不幸になる人の特徴3選!